【起用・戦術編】道具のルール(ヘルメット・キャッチャー防具)

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道具のルールについて

今回は、道具編です。道具についても野球とソフトボールではルールが違って、道具の使い方によってはヒットを打ってもがアウトになってしまうことがあります。

今回の解説を見ていただいて余計なアウトを取られないようにしていきたいですね。

ヘルメットについて

ヘルメットですが、攻撃時に打者や走者が頭を保護するために着用が義務付けられています。

野球でもやはり同じものを着用し、特段細かいルールはありません。

ですが、ソフトボールは危険防止の観点からプレー中に走者が意図的にヘルメットを外してしまうと直ちにアウトになってしまいます!(ただし、正しく着用されていたヘルメットがプレー中に偶然脱げてしまった場合はアウトにはなりません。また、オーバーフェンスのホームラン時も同様にアウトになりません。)

もし、「汗を拭きたい」などの理由でヘルメットを外したい場合はタイムをかけましょう。

また、送球または打球が脱いだ(偶然脱げてしまった場合も含む)ヘルメットに触れた場合は、守備妨害となります。

また、野球ではヘルメットの耳当てが片耳のみでも問題ありませんが、ソフトボールでは、両耳当ての付いているヘルメットでないと使用できません。

他ルール

・ヘルメットにJSA検定マークが入っていないと使用できない

・守備者もヘルメットを着用して守備に着いてもよい

・1チームで同色のヘルメットを着用しなければならない

・打席に入る際は、ヘルメットの着用を義務付けられており審判からの着用命令に背くと退場になる

キャッチャー防具について

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キャッチャー防具ですが、こちらも野球とソフトボールでルールが変わってきます。

キャッチャーマスクは、スロートガード(喉を守る部分)が付いていないと使用することが出来ません。

近年プロ野球などでは、フットボールで使われるようなキャッチャーマスクとヘルメットが一体型になっているものが流行っていますが、こちらはスロートガードが付いていない為、使用不可能です。

また、試合開始時やイニング間の投手の投球練習時ですが、ボールを受ける捕手(捕手代役含む)は必ずマスクを着用しなければなりません。

野球よりも投手との距離が近く、ボールも重いため、ショートバウンドが顔に当たった際などの大けが防止のルールですね。

まとめ

まさか道具まで野球とルールが違うとは。。。という感じですね!

ヘルメットを脱いだらアウトのルールもキャッチャーマスクのルールも野球より全体的な距離が近いソフトボールだからこその危険防止の為のルールなんですね。

うっかり汗を拭いたりなどで塁上でヘルメットを取らないようにぜひお気を付けください。

それでは、よいソフトボールライフを~

注釈

本内容は、オフィシャルソフトボールルールブック 『ルール3 用具 3-5項 マスク・プロテクター・レガーズ・ヘルメット』より抜粋

おまけトーク

ヘルメットを意図的に脱ぐといえばやはりあのシーンを思い出しますね。

2023年WBCの準決勝日本対メキシコ戦 9回裏の1点を追う日本の攻撃、先頭バッター大谷選手が右中間を破る当たりを打った時ですね。

大谷選手が1塁を回って2塁へ向かう際にヘルメットを外して向かっていったシーンが印象的でしたね。

そこからチームが奮起し、見事逆転サヨナラ勝ちを納めました。

残念ながらソフトボールのルールで見た場合は、意図的に脱いでしまっているためあの場合もアウトになってしまいます。

もしソフトボールの試合の際は、同じような場面で興奮してしまってもヘルメットは外すことのないように気を付けたいですね!

【WBC】大谷翔平、ヘルメット飛ばした心境明かす「脱げそうだったのでなおすより脱いだ方が」 – WBC2023 : 日刊スポーツ

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